2021年5月2日日曜日

Z280のZ-BUS

当初、Z280を8-bitのZ80-Busで動かそうと思っていたのですが、はんだを始めたら調子が乗ってきたのと、あとで変更するのが結構面倒なことに気づいたので、はじめから16-bitのZ-BUSで行くことに変更しました。


Z-BUSでもアドレスとデータバスはマルチプレクスされているので、アドレス用の8-bitラッチが2個必要になります。
データバスの接続は、偶数番地がAD15-AD8に、奇数番地がAD7-AD0になります。バイトリードの場合は、Z280がAD15-AD0の上位と下位を選んでデータを読み込んでくれますが、バイトライトの場合は、AD15-AD0の上位と下位には同じデータが出されますので、A0で書き込むメモリチップを選択をする必要があります。ワードのリードライトでは、Z280がリトルエンディアンなので、上位と下位を入れ替えてくれます。

B/Wはバイトかワードアクセスを示し、R/Wはリードかライトを示します。/DSはデータの読み書きのタイミングをとる信号です。Z8000のZ-BUSと違うところは、メモリアクセスを示す/MREQがありません。ST3-ST0をデコードしてメモリアクセスかを判断する必要があり、1000と1001の場合がメモリアクセスを示します。

Z-BUSでのメモリアクセスのタイミングは下図のようになっています。Z8000と同じです。

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